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ノリと勢い

脳直トーク

脳内ツイッタートークを見せて欲しいと言われたので放出します。マジで何も考えずに脳直指なので何ひとつ配慮もソース表示もないので、読後の文句は受け付けません。殆どアンドゥ使ってないから。自己責任でよろしくお願いします。

そもそもツイッターを始めた頃、いやもっと前かな、ブログ書いたりする文化が生まれた頃から、自分の脳内での思考が語り口調になる現象が生まれまして。ようはこういう口調で脳内でそのまま語ってるんですよね、誰にだよって脳内だから別に誰にも聞こえないんだけど……。自分の中で何かの感想を纏めたい時とか、意見を纏めたい時とかによくやってるというか自然にそうなってることが多いです。不思議。他にもこういう人っているのかな。

そういうわけで、以下、私が今朝がた出勤準備とかしながら脳内で垂れ流していた内容、そこから引き続き連なった思考の一連です。議題はEXILE NESMITHという人物の魅力についてです。全ての文章の末尾に「って私は思うからネスミスさんが好きなんだよね」って心の目でつけておいてください。あくまでもいちネスミスファンの所感であって、もちろん、本人の人物像、性格、私生活、活動、その全てには一切関係がないですし、なによりあなたの中のネスミス像とも一切関係がありません。

ネスミスさんのここがすごい!って進めようと思ったけどこのフレーズがもうつらい。凄いっていうか、私がここが好き、って話で進めますからね。再三言うけどあくまでも私の中の話ですからね。

1、歌

まずそもそものここ!アーティスト、シンガーである彼からは切っても切り離せないし一番大切なところ。余談だけど私は実の妹に「あの人は煙草は吸わないですよ、シンガーなのでね」と本人いないところで断言されていたネスミスさんにグッときました。普段あんまりそういう部分を見せてくれない人の裏での努力や信念なんかが近しい人の評価で覗けるの、いいよね……よくないですか……私は好きです……。

歌の話に戻りましょうね。彼の凄いところは口からCD音源が出るところだと思うんですけど、LDHだと他にじぇいちゃんも口からCD音源だ!ってなりました。彼もすげえ。R66のTVパフォーマンスの時にふた番組のパフォーマンスを同時再生してる動画がツイッターに出回りましたけど、将吉の声は二重に聴こえるのにネスミスさんの声まっったくふたつにブレて聴こえなくて録音か??ってなったことを覚えてます。マジでびっくりした。CD音源じゃん。

別にだから良いとか将吉より凄いって話じゃないんですよ。将吉の「ひとつとして同じパフォーマンスはないけど、そのどれもが将吉の最大限」というパフォーマンスは間違いなく素晴らしいし、彼の強さだし、魅力だから。寧ろどちらかというとネスミスさんの能力の方が目立たない(だって当たり前のようにCD再生なんだもん)ものなのだけど、彼の「どんな状況でどんな状態でも必ず80%の力を出し続ける」という能力と、そのための努力は計り知れないなと思います。さらっと笑顔で同じように歌って踊る、それが「常」「当たり前」と言われるのは、彼が今までずっとそれを継続してきたから。ナマモノであるパフォーマンスを売る彼らにとって、「その日一回しか見ない」人に、「どの回も同じだけの価値の提供を保証する」ことは最大多数の最大幸福で、そこを目指すのは彼の優しさのひとつだなと思います。

まあでも私は彼が100%を出したパフォーマンスとか、ライブでしか見せない遊びやフェイクがだいっっっすきですけどね!!!一定のパフォーマンスを約束した上でその時にしかない遊びがあるのは最高だよね!!

歌の話でもうひとつ、私は彼の好きな歌の歪みなさもまた好きなんですけど。彼のソロ曲を並べて聴くともう本当に「あー好きなんだねそういうラブソングがね」と思えて最高です。最近のだけじゃなくて、STEELの「Calling you」からね。優しくて暖かくてでも切なくて、上手くいかなかったのは僕のせい、みたいな遣る瀬無さが覗く曲。それが段々、雰囲気は変わらないまま昇華されていく様がとっても素敵なので……流れで聴くと「beautiful angel」マジでようやく両思いじゃん!!おめでとう!!!みたいな気持ちになるから。因みに私が一番好きなのは「Dear…」です。

歌の雰囲気や内容はずっと同じ道を歩いているんだな、と感じるけれど、歌い方や表現の仕方には試行錯誤やその時求められているものへのアンサーが見えるのも、後から見直してこそだけれど、グッとくるよね。こういう楽しみ方はネスに限ったことじゃなく、みんなそれぞれ自分の推しで感じることだと思うけど。

2、パフォーマンス

この流れのままパフォーマンスの話をしますけど、私が「この人すごい」と目で追い始めた最初のきっかけはWWWのライブパフォーマンスでした。

センステの回転が「イケメン回転寿司」って言われてたのすげえ好きなんですけど、あの中で1人だけ棒に捕まってないどころか人ひとり分距離空いてたりするのとかそのへんの身体能力の話も最高なんですけど、それよりなにより、彼の表現力が。「一曲前と全然違う表情をしている」「そこでそんな細かい仕草見せる?」っていう、彼のパフォーマンスの魅力は彼をずっと見ていないと気付かないような小さなことの積み重ねだなと思うのだけど、だからこそ気付いた時にハッとするし、あんなに大きなステージで派手なことをやっているのに、その、もしかしたら誰も気付かないかもしれない、指先や目線の演技を続けて自分のものにしているのが凄いなと思うんですよね。

将吉のパフォーマンスは大きくて、明るくて、格好いい俺を見てくれ!って表現の塊だし、実際彼の自己プロデュースのセンスは最高なんですけど。それとは本当に対照的に、ネスミスさんは陶酔型の没入型で、曲ごとに全く違う表情を見せてくれるから、そのギャップが最高なんですよ……みんな見てね……。ボーカル2人のそこまで??ってくらいの対照さは本当にセカンドの魅力だなと思いますね!!

特にR6.6のアカシアは、一緒に観てたねすけじファン3人揃って同じところで「ひえ」って声上げたくらいにやばかったです。あとみんなご存知sex me upね、みんなネスミスさんのどえっちさに気付いてね。個人的にはウォンビのセンステ集合したとこのネスミスさんも気が狂ってんなと思いました。

セクシーな方面じゃなくてもね!!ヘドバン(曲名)の最高にこなれてるヘドバン(動作)とか、ルナフェスでGLAYのステージに上がった時のギターとのパフォーマンスの上手さとか、WWWもR6.6も吊るしマイクとの相性は最高でしたしね!!!

3、おしゃべり

歌とパフォーマンスとあわせて彼から外せないところがトークだと思うんですけど。

ぶっちゃけ、別にトーク冴え渡ってるわけじゃないじゃないですか。言い淀むことも多いし、喋ってる最中に言葉が見つからなくて考える間が入るし、話が飛ぶこともあるし、話してるうちに着地点が見えなくなりそうになることもあるし。別に下手なわけではもちろんないし、彼が長年ラジオDJをやって来て培ったぼっちトークの技は素直に凄いなと思ってます。ウィーケンでじんりくに見せて上げてたトーク、本当に上手でびっくりしたもんね。喋り過ぎてカットされまくってるとウワサのザオンのオープニングトークもちゃんと考えて喋ってるんだね……全部聴きたいから早くザオンは一時間番組になろうね……。一時間になったらなったでわーい!って喋り捲って結局削られそうな気もするけどね。そういうとこだぞ。

ともかく、眼を見張る程センスがあるかと言われたらそうでもないのでは?と思われる(実際、ベテラン芸人さんを前にするとなるほど喋りのプロとはこういうことかと思わされもする(そりゃプロと比べちゃね)彼のトークがこんなに小気味よく聞こえるのは何故なのかって話なんですけど。

一番は彼が常に楽しそうだから。彼は基本的にプラスの共有しかしないんですよね。つれえ〜とかやっちゃった〜みたいな話はするけど、それは自分のことだし、笑い話に自分の中で昇華しているもので。彼が話すのは常にあれが好き、これが好き、こんな楽しいことがあった、嬉しいことがあった、それいいね、素敵だね、ってものなんですよ。こういうの嫌だよね、良くないよね、みたいな話って一年ザオン聞いて来たけど殆どなくて。マイナスなことがあってもどうにかそれをプラスに転換して話そうとしてくれるから、安心して聞いてられる。

これもそこと繋がってるけど、もうひとつは彼が常に聴衆と話し相手を気遣ってくれているから。それこそマイナスなことや否定的な意見や、自分が傷ついたことですら、彼は自分からは否定しないし、どうにか楽しいこととかプラスに変換して発信しようとしてくれるんだよね。だからまあ恋愛相談とか「なぜ????」って回答になってたりするんだけどね……。彼に相談すると大体の恋愛の問題は「ちゃんと相手と話し合おう」が結論になるんですよ。トークとしてそれでいいのか心配になるけど、人としてとっても真摯で優しい。最高。

健二郎のラジオでちょっと啓司さんに対して「ウザくないの?」みたいなフリをされた時も「愛がある弄りだからありがたい」ってしっかりフォローをしていたし、MiCさんがノリノリでパラパラと自分のギャル男伝説語って取り残された時も最終的には「ちょっと興味出て来たわ」って言ってあげてたし、哲也さんが「ぼく最近カホン持ち歩いてますからね」ってカホン持ち出して来た時もへえー!すげー!ってはしゃいであげてたからね。半端ないですよ。普通急に「カホン持ち歩いてる」とか言われたら聞き返すでしょ。「え?カホン?なんで?」ってなるでしょ。私いまだにこの哲也さんにはえっなんで?って思ってますからね、寧ろ掘り下げて欲しさすらあった。カホンって日常的に携帯します?

あと最後にひとつ、これも今までと繋がることなんだけど、相手を喜ばせようという気持ちも、準備も、言葉も惜しまないから。今までで一番びっくりしたのはナオトインティライミさんとのサシメシで、彼がもう10年以上前に自分にくれたMDを、「ナオトさんとサシで会うじゃん!あれがあったな!って思って実家行って探して来た」って満面の笑顔で差し出したことなんですけど。もうナオトインティライミも普通にびっくりして感動してて、何に感動してるって「自分が渡したものを大事に取っておいてくれていたこと」「その存在を思い出してくれたこと」「わざわざ熊本まで取りに帰ってくれたこと」あたりなんですよ。でも「えっわざわざ?」って訊き返されたネスミスさんは「そーなんすよたしかこのへんにーっつってダンボール漁って」とかなんとかへらへらしてて「それより早くこれ聴きましょ!」ってなってんの。自分がどれだけのことを、彼に与えたのかを、大して理解してないんですよね。ネスミスさんにとってはまあ普通の気遣いで、ちょっとした思いつきサプライズなんですよ、わざわざ熊本まで、十数年前に貰った、再生できるかも分からないMDを探しに行くことは。は?天使か何かですか。

他にもエウレカセブンのキャラデザの吉田健一さんと対談するからってエウレカセブン全話見直したって言ってたり(その時間どこにあったの?)、DA PUMPさんやIDLMs.さんにバンドメイドさんというザオンゲスト各位からは漏れなく「そんなに聴いてくれてんすか!?」って反応を引き出してたり。この間のガレッジセールさんとの公開収録ではしっかり沖縄トークをしていて、そういう、「この人と話すなら、こういうネタがあったらきっと喜んでくれる」「きっと話が弾む」という準備を、苦ではなさそうに、当たり前のように違和感なく仕込んで提供できてしまうところがすごいなあと思うんですよ。

ザオンに出てくれるゲストさんみんな、すごく楽しそうで嬉しそうなのが、聴いててこっちも嬉しい楽しくなるんだよね。それはネスミスさんが彼らに楽しんでもらうためのあらゆる手間を惜しんでいないからって部分がきっとある。友だちであればこそ、お互い作り手であればこそ、恥ずかしかったり悔しかったり、的外れなことを言ってしまわないかなって怖さとか、色々あって素直に面と向かって褒められない部分って絶対出てくると思うのに、ネスミスさんは誰を前にしても、素直に面と向かって褒めるんだよね。それも往々にして「俺はこれが好き」以上でも以下でもなく。自分はこれをこういう風に聴いてこういうところが刺さったんだよね、どうかな?俺はこういうところが好きで、だからこの曲を知ってもらいたかったんだよね、よくない?そういう姿勢なの。どんだけ謙虚だよ!って思うけど、だからネスミスさんのトークはあらゆる方面に押し付けがましくないんですよ。そういう言い方してもらうと、褒められた側はたとえ彼の言葉がちょっとズレてても「ありがとう!そう聴いてたんだねーこれはこういうつもりでね」って話が出来るし、聴いてる側も「へえ聴いてみよう」で聴けて、趣味に合わなくても「なるほどネスはこれが好きなんだなあ」で済むんですよ。誰も傷つかない。すごい。

ちょっと話が変わるんですけど、彼って自他共に認める弄られキャラってやつじゃないですか。そんでいろんな人から弄りという名のdisや無茶振りを食らったりしていて、それを受け流して笑っている姿勢をよく「優しい」と称されてると思うんですけど。

私はそれは彼の優しさの本質ではないと思ってるんですよね。彼の優しさは、上記のような、真面目で、他人思いで、ちょっと行き過ぎなくらい周囲を気遣ってサービス精神を見せてくれるところ。

周囲からの(たまに度の過ぎているように見えるくらいの)弄りをキャッチ&リリースしまくれているのは、優しさというか、ひとえに彼の忍耐強さと、我慢強さと、努力と慣れと諦念の賜物だと思うんですよ。実際に過去の動画とか掘ってるといやそれはガチでネス怒ってるやろみたいなやつとか出て来てヒヤッとすることあるし、あと弄りに対するネスミスさんの芸風も年々変化して上達してて、一昨年くらいとかはキレ芸やってましたよね。あんなに何言われても顔芸と笑顔で流してるのって結構最近なのでは?彼も大人になって諦めが入ったってやつなのでは?いやこの辺に関しては、私バラエティ苦手であんまり見てないので分かんないんですけど。

もちろん彼が人を笑わせるのが好きで剽軽な人だっていうのはあるし、弄りの全てを否定してネス可哀想!って保護運動始めたいわけでもないからね。

(そこに愛があるとしても、誰かを貶したり否定したり、そう見えるような扱いをして笑いを取る行為は、対象がネスミスじゃなくても、個人的にとても不愉快だし、それをやった相手が「愛だから」というのをフォローだとは私は思わないけど)

4、カメラ

写真がね、好きなんですよ。ネスミスさんの撮る写真が素直にとても好きで、でもあんまり言及してる方がいなくて寂しいんですよね。そりゃまあボーカル&ダンスグループのボーカル兼パフォーマーを好きになったんであってカメラとは?みたいになるかも知らんけど。ていうかお前が写ってくれよとか思うかもしれんけど。いやそこはねー!私も思ってますけどね!!自撮りをしろ!!将吉と啓司さんを見習え!!!

でも直人さんのsevenみたいにさぁ……なんか新しいの出るたび褒めてくれてもいいじゃんみんなさぁ……いやまあ売ってねえし出して来ねえんだけどねそもそも……。

個人的に最近はOcean's Loveの写真が本当に優しい色をしていてすごく刺さったのだけど、その前のpenで出してた三茶の写真も好きだし、サマラバの時の啓司さんとのデート録に至ってはサンキュー現世って話なんですけど。でも一番ハッとさせられたのはwithの連載最終回で熊本の、なんでもない夜の街を、お祭りのために封鎖されてる車道のど真ん中に立って道を中心に街を写してる写真。不意にそれで「ああこれは私がカメラの腕を磨いたとしても撮れない写真だ」ってハッとさせられて。なんでって身長差があるからなんですよ、私が彼と同じ所に立っても、同じ目線にならないし、同じレンズ位置にならないの。当たり前のことだしネスミスさんの技術とか何ひとつ関係ないんだけど、そうだカメラってそういうものだ、って改めて気付いたんですよね。本当にあらゆる意味で、その時その場所にいたその人にしか、切り取れない、その人の目線なんだ、って。そこからようやく「作品」としてだけじゃなく、その先に「これを撮った人がいる」って本当の意味で考えて見られるようになった。この写真の先には、これを撮影したネスミスさんがいて、だからOcean's Loveの写真も、この時彼はきっとしゃがみこんで子どもに目線を合わせて笑っていたんだろう、とか、そんな、写真に収められたその外側まで眼に浮かぶような気がしてくるし、そういう絵を切り取る彼の写真が好きだな、と思う。

あと彼は光の切り取り方がとても上手というか私好みというか。淡くて優しい歌を歌うのに、彼の撮る写真は往々にしてコントラストと彩度が高くてパキッとしていて、光の表現が多彩。ぎらぎら光るライブの照明の下の世界を見てる人の写真だな〜とか思ったりする。あと、彼の写真はしっかりポートレートとして撮らない限りは、人の顔があんまり大きく写らない。手とか、足とか、シルエットとか、背中とか。そういう表情以外の部分に重きを置いている絵が多くて、そこも面白いな、と思う。背が高くて瞳が大きくてよく喋る彼なのに、切り取る世界は、すごく些細なものや見過ごしそうなものに焦点が当たってることが多い。北海道の時の氷柱の写真とかね。あれも好きだな。

他にもチャイジルを愛していることが如実にわかって本当に最高だよ女性誌で彼女がねこ嫌いだったらねこを取るから諦めてくれと言い放ったことを私は忘れない、とか、どう考えても酒を飲み歩きまくっているのに失敗談出てこないのどういう原理なの、とか、ちょくちょく言動の端々に闇を感じるから目が離せない、とか、歳下相手だと途端にお兄ちゃんぶるのが可愛い、とか、マスクすると必ず鼻出してるとか見せたいものを顔の近くに持っていくのあざといとか、服のセンス半端ないとか、ライブでの彼のフェイクとか遊びの話とか、ご家族仲良しなのめっちゃ素敵とか、そりゃもう諸々色々あるんですけど、そろそろ自分で自分にいい加減黙れよって気分になってきたので一旦終了ってことにしますね。

ここまで読んでくれる人とかいるの?